靴作り実践ノート - 自分で靴を作りたい人のウェブログ。

靴作り実践ノート

靴作りの製作工程、靴作りの道具、手作り靴の作り方、ハンドメイドシューズ製作における作業メモ。

外羽根式1-1:デザイン線
bl1s.jpg

「デザイン線を描く。」
立体の上に絵を描くのは案外難しいです。
どの角度から見ても綺麗に見えるように、木型にデザインを描いていくのですが、シャーペンの芯の太さ1本分ラインが変わるだけで、全体の印象は随分違ったものになるように思います。


コツというものがもしあるのなら、僕はまず先に、目に付きやすい外側のラインを描いていきます。
外側のラインを決めたら、それに見合う内側のラインを描き入れる。
最後に全体をぐるりと見回し、必要に応じて微修正。
また、この時点では当然まだ底材やヒールが付いていないので、バランス的にアッパーの各パーツは、若干大きいかなぁ?という位で丁度良いようにも思います。

ヒールの高さ相当分のものを枕にし、その上に木型を置いてみて、姿勢よくデザインが整っていればOK。そのまま型紙作りへ進みます。


*木型は既に色々な情報を持っていて、例えばヒールの高さも木型の時点で既に決まっています。
なので、同じ木型で1センチヒールにしてみたり、3センチヒールにしてみたりと、気分によって変えることは本来的にはありえません。
だからやっちゃダメよとは言いませんが、木型ってそういうものなんだということは、覚えておいても良いと思います。

ついでに言うと、ごく簡単にヒールの高さを推測するには、爪先の余裕分(所謂捨て寸)が何センチに設定してあるのかにもよりますが、木型を地面に置いて、トゥスプリング(地面から爪先の高さ)が概ね10mmから13mm程度の時の踵面の高さがヒールの高さと推測されます。
もう少し詳しく考えるのならば、この時に地面と接地している点、或いは線が、踏み付け部の中心にあることが望ましいです。
(望ましいというは、市販の木型をそのまま使う場合は、そもそも足と木型のデータが完全一致していないので、ある程度目を瞑らなければならない部分があるということです)
なんのこっちゃ分からないという人は、我慢して先に進みましょう(^^ゞ

参考までに、ハイヒールの場合は、トゥスプリングは低めです。
ヒールが高いのに、トゥスプリングも高かったら、足がどんな状態になるかを想像してみてください。




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