
最後の仕上げは鏝かけです。
洋裁で言うアイロンがけ同様に、靴が姿勢正しく見えるか、或いはだらしなく見えるかは、この鏝かけの作業によるところが大きいと思います。また、見栄えだけではなく、機能的にも意味のある作業なので、丁寧に処理したいところです。
鏝のかけ方には、空鏝(からこて)と熱鏝(ねつこて)とがあります。
空鏝はコバなどの形を決めるのが主な目的で、結構な力を使って、革を圧縮するような手の動きになります。ドライでやる時もありますが、水を併用した方が、繊維は柔らかくなるので、成形はしやすいです。但し、鏝は鉄なので、グズグズ作業すると、コバは真っ黒になります。
何故かを知りたい人は、タンニンの性質を調べてみてください。

(コバに空鏝をかけたところ)
熱鏝は成形したコバの形を壊さないように、熱によって革の繊維を引き締め、固めるといった感じの作業です。更に、コバワックス(メンチューロウ、アイン蝋)を併用することで、色艶、防水性を与えます。熱鏝を使う時は、あまり力を入れずに、均一に熱や蝋を入れることを考えた方が良いと思います。
熱鏝の難しいのは、その温度調整でしょう。温度は高すぎると革が焦げます。低すぎると蝋が入りません。また、鏝を手で触るには熱過ぎるので、温度を確認することも出来ません。
目、耳、鼻、総動員で温度に「気が付く」ことが大事なような気がします。
つづく。
後半は、個別に鏝の使い方。
空鏝はコバなどの形を決めるのが主な目的で、結構な力を使って、革を圧縮するような手の動きになります。ドライでやる時もありますが、水を併用した方が、繊維は柔らかくなるので、成形はしやすいです。但し、鏝は鉄なので、グズグズ作業すると、コバは真っ黒になります。
何故かを知りたい人は、タンニンの性質を調べてみてください。

(コバに空鏝をかけたところ)
熱鏝は成形したコバの形を壊さないように、熱によって革の繊維を引き締め、固めるといった感じの作業です。更に、コバワックス(メンチューロウ、アイン蝋)を併用することで、色艶、防水性を与えます。熱鏝を使う時は、あまり力を入れずに、均一に熱や蝋を入れることを考えた方が良いと思います。
熱鏝の難しいのは、その温度調整でしょう。温度は高すぎると革が焦げます。低すぎると蝋が入りません。また、鏝を手で触るには熱過ぎるので、温度を確認することも出来ません。
目、耳、鼻、総動員で温度に「気が付く」ことが大事なような気がします。
つづく。
後半は、個別に鏝の使い方。
次の記事靴の道具と使い方8:鏝(こて)後編
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セメンテッド製法のひと工夫
特大ハナクソ?
足元注意
現役復帰
人形靴・・・試作完成
こ、細かいっ!(@_@)
再開(仮)
木型修正
内羽根式紳士靴1:ウィングチップ完成
内羽根式1-5:靴クリームこの記事へのコメント
空鏝って使い方もあるんですか・・・
ヘリ磨きみたいな感じですね?
モタモタして黒くなっちゃったらレモン汁で戻るかな?
イチョウ鏝は接触面積が狭いなぁと思っていたので、
私も削ってみることにします。
そういえば本に載っていた職人さんのイチョウ鏝が
いびつな形になっていたので『何故かな?』と思っていたのですが
使ってみたら
端っこが邪魔で力が入れづらいってのが解りました。
上の右から2番目のコテ、使いやすそうですね・・・
ヘリ磨きみたいな感じですね?
モタモタして黒くなっちゃったらレモン汁で戻るかな?
イチョウ鏝は接触面積が狭いなぁと思っていたので、
私も削ってみることにします。
そういえば本に載っていた職人さんのイチョウ鏝が
いびつな形になっていたので『何故かな?』と思っていたのですが
使ってみたら
端っこが邪魔で力が入れづらいってのが解りました。
上の右から2番目のコテ、使いやすそうですね・・・
投稿者 | だい | #LgNd7a.2 [編集]
当初僕も、どうせ後で熱鏝かけるのに、空鏝って何の意味があるんだろう?って思ってました。
でも、レザークラフトでコバを磨くようになって、革(コバ)の状態が変化するのを知った時に、なるほどと気が付きました。
なので、へり磨きもレモン汁も良い線行ってると思います。
でも、レザークラフトでコバを磨くようになって、革(コバ)の状態が変化するのを知った時に、なるほどと気が付きました。
なので、へり磨きもレモン汁も良い線行ってると思います。
投稿者 | REN | #- [編集]



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セメンテッド製法のひと工夫 (07/09)
2008年07月 (1)
REN:(2008/05/31)
レザークラフト