靴の作り方、靴の道具の使い方、靴制作のヒントなど、自分で靴を作りたい人向けのブログです。

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靴の道具と使い方7:鏝(こて)前編

各種鏝
最後の仕上げは鏝かけです。
洋裁で言うアイロンがけ同様に、靴が姿勢正しく見えるか、或いはだらしなく見えるかは、この鏝かけの作業によるところが大きいと思います。また、見栄えだけではなく、機能的にも意味のある作業なので、丁寧に処理したいところです。
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鏝のかけ方には、空鏝(からこて)と熱鏝(ねつこて)とがあります。
空鏝はコバなどの形を決めるのが主な目的で、結構な力を使って、革を圧縮するような手の動きになります。ドライでやる時もありますが、水を併用した方が、繊維は柔らかくなるので、成形はしやすいです。但し、鏝は鉄なので、グズグズ作業すると、コバは真っ黒になります。
何故かを知りたい人は、タンニンの性質を調べてみてください。
空鏝
(コバに空鏝をかけたところ)

熱鏝は成形したコバの形を壊さないように、熱によって革の繊維を引き締め、固めるといった感じの作業です。更に、コバワックス(メンチューロウ、アイン蝋)を併用することで、色艶、防水性を与えます。熱鏝を使う時は、あまり力を入れずに、均一に熱や蝋を入れることを考えた方が良いと思います。
熱鏝の難しいのは、その温度調整でしょう。温度は高すぎると革が焦げます。低すぎると蝋が入りません。また、鏝を手で触るには熱過ぎるので、温度を確認することも出来ません。
目、耳、鼻、総動員で温度に「気が付く」ことが大事なような気がします。

つづく。
後半は、個別に鏝の使い方。

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カテゴリ 靴作り の 道具 ・基本作業

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