靴の作り方、靴の道具の使い方、靴制作のヒントなど、自分で靴を作りたい人向けのブログです。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
「スポンサード リンク」
カテゴリ スポンサー広告

靴 の 道具 と 使い方 6: ヒールの積み込み

ヒールの取り付けについても、何通りかの方法があります。
代表的かつ王道?なのは、「積み込み革」+「ペース」を用いての成形でしょうか。
他にも鉄釘を使う場合や、出来合いのプラスティックやゴムのヒールを取り付ける場合、或いはレザーボードのような木材に似た硬質の物で成形する場合など様々です。

僕は特別な用途の靴を除き、一貫して、「積み込み革」+「ペース」派なので、今回もその方法で作業をしています。
「スポンサード リンク」

「打ち込み錐とペース」
打ち込み、ペース
ヒールの積み込み革は、ペースと呼ばれる木製の釘と接着剤を併用しながら、一枚ずつ取り付けていきます。
その際に、ペースは柔らかく折れやすいので、打ち込み錐で下穴を開け、その穴をガイドにしてペースを打ち込みます。
ペースは先端が尖っただけで、ただの棒状なので、所謂釘の頭がありません。
なので、見た目だけで考えると、しっかり固定が出来るのか心配になるかもしれませんが、理屈を言えば、ペース自身が水分を吸収し、膨張することで抜け難くなり、固定が可能になると言うことです。
但し、膨張と言ってもいつまでもブクブク太るわけでは当然ないので、ペースの性能を上げるには、下穴が必要以上に大きくならないように工夫することが大事です。
具体的には、打ち込み錐で穴を開け、錐を抜く時に穴をこじらないこと。
ペースを打つ時は、何度も叩かずに、出来れば一発でスッと打ち込むこと。


「面取り包丁」
面取り刃
写真は「突き面取り」といい、他にも「丸面取り」という道具があります。いずれも面を取るための道具です。
コバの面取りは、ただ角が落ちていれば良いというのではなく、仕上がりの形を意識したもの、つまり、コバ鏝の形状に近くなるように面を取った方が鏝のかかりが良いように思います。


「面ヤスリ」
面ヤスリ
面ヤスリは、上記の通り面を取った後、凸凹を均すために使いますが、写真のようにヒールのアゴを削る場合にも使ったりします。
面を均すために使う時は、あまりゴシゴシと力を入れずに、一定方向に優しくヤスリがけする方が綺麗に上がります。


「化粧釘」
化粧釘
コバが整い、最終的にヒールの形状が決まったら、最後に化粧釘を打ちます。化粧釘は化粧と言うくらいなので、装飾的な意味合いも持たせることもありますが、いずれにしても、綺麗に並べて打った方が見栄えが良いのは言うまでもありません。

化粧釘を打つ際は、ペースの時と同様に、打ち込み錐で下穴を開けます。(但し化粧釘の場合は、穴の深さは2~3mm程度で良い)
そして、最後まで打ち込まずに1mm弱残した状態で、すべての釘を打ち込みます。
その後ヤスリで面を均一に整えるように仕上げます。

「スポンサード リンク」
カテゴリ 靴作り の 道具 ・基本作業

同じカテゴリの別記事


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。