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靴 の 道具 と 使い方 5: 掬い縫い ・ だし縫い (後編)

・・・昨日の続き。
中物を左右均一に詰め終えたら、本底を貼り合わせます。(詳細は過去の記事をご参照ください。)

先に縫い付けたウェルトと、本底を縫い合わせる作業を「出し縫い」といいますが、今回は出し縫いの準備から始めます。
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本底を貼り合わせ、コバの形を決めた後、本底に切れ込みを入れます。
コレは靴底側に出る出し縫いの糸を隠すための工程です。
溝きり

(1)切り込みを入れるラインを明確にするために、本底のエッジに面取りする。
(2)裏包丁で、慎重に切り込みを入れる。
(3)銀面を水で濡らし柔らかくしておく。
(4)溝起こし(画3)を切り込みの中に差し込んで溝を起こす。中途半端に起こすと、出し縫い作業の邪魔になるので、ハンマー等で叩きながらしっかり起こす。
*溝起こしは、こくり棒等でも代用可。

その後、めくった床面に出し縫いの糸が収まるように溝堀(画4)で溝を掘り、出し錐で縫い穴を開ける。
出し縫い穴


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カテゴリ 靴作り の 道具 ・基本作業

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