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外羽根式1-7:本底出し縫い

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「本底加工」
ウェルト及びハチマキのコバを整え、靴底の形状を9割程度決めておきます。
中底の時と同様に、デザインテープを底面に貼り、底面型を作ります。
本底用の革を荒断ちします。
良く締まったベンズなのでとても硬いです。
包丁を良く砥ぐことをお勧めします。
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それでも切れない時は直線で刻み、限りなく曲線に近い多角形で裁断した後にヤスリで丸めるのもひとつです。
但し内踏まずのカーブには使えません。

荒断ちが済んだら、踏まず部分を少し漉いておきます。
これは前の工程でコルクの山を作ったのと同様で、踏まず部分の補強を兼ねます。

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「出し縫い」
「出し縫い」とは、ウェルトと本底を縫い合わせる作業です。
本底を接着し、先に決めたコバのライン(ウェルト・ハチマキ)に従い、外周の余計な部分を切除します。

出し縫いを掛ける範囲の本底を、1mm程度切り込みを入れめくります。(ドブ起こし)
出し縫いの糸が収まるように溝を掘りますが、どこを掘って良いのか分からないので、先に出し縫いの穴をウェルト側から任意数箇所あけてみます。(画像左)
開けた穴を目安にして溝を掘ります。(画像右)
溝の深さは、浅過ぎても深過ぎてもダメで、見かけ上の糸の太さよりも少し浅い程度(糸がつぶれて丁度)です。

これまた写真がなくて恐縮ですが、溝を掘ったら出し縫いの穴をすべて開け、クロスステッチで縫い上げ、縫いが済んだら蓋をします(接着)
この時、銀面に不要なシワが出来ないように、少し水で濡らしてハンマーで良く叩き、或いはハンマーの柄の部分を使って良くしごいておくと良いです。

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出し縫い完成。

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コバを綺麗に整え、ヒールの積み込みの準備をします。

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カテゴリ 底付け作業

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