靴作り実践ノート - 自分で靴を作りたい人のウェブログ。

靴作り実践ノート

靴作りの製作工程、靴作りの道具、手作り靴の作り方、ハンドメイドシューズ製作における作業メモ。

外羽根式1-4:中底作成
bl0018s.jpg

「中底作成」
今回はハンドソーンウェルト製法(複式シングル)で底付けを行うため、中底に加工が必要です。

またもや写真を撮り忘れ、少々不親切ではありますが、作業の流れは以下の通りです。

(1)木型の底面型作成
デザインテープ等を木型底面に貼り、外周のエッジを鉛筆の腹などでなぞる。
内踏まず部分はエッジが弱いので、全体的に見て綺麗なラインになるように設定する。
ここでの注意は、木型が立体のためデザインテープにシワが寄ってしまうが、シワを一箇所に集中させずに、また、左右(木型の内外)でシワの分量が同程度になるように工夫する。

その後、デザインテープが伸びないよう静かに剥がし、型紙用紙に貼り付け裁断。

(2)中底を底面型より2-3mm大きめに荒断
木型(立体)と型紙用紙(平面)とでは、若干の誤差があるので、中底を少し大きめに裁断しておく。

(3)ガラスで銀面を掻く
必須ではないが、銀面のツルツルを殺しておけば、靴の中での足のスリップ防止に有効。

(4)中底を木型に固定
釘を用いて(2〜3本)中底を木型に固定する。

(5)ゴムチューブ等でグルグル巻きにして放置
中底を木型底面に密着させ、その形状を覚えさせる。
この時、中底を濡らしておくことも効果的だが、濡らした革は乾燥後硬くなるのと、若干の縮みが発生することもあるので、僕はあまり好まない。

*ココまでの作業は、実はアッパーを組み立てる前におこなっている。
アッパーを組み立てている間に放置し、立体化しておいた方が、すぐに釣り込みに取り掛かれるので効率が良い。

(6)はみ出た部分を調整
包丁→キヤスリ→ガラスを用い、木型底面と同じ大きさになるように正確に調整する。(2)で荒断ちした部分で、余分な部分を切除。

(7)溝堀と面取り
掬い縫いのための溝(リブ)を作る。(画像右)
幅は15mm〜20mm程度。
深さは1mm〜2mm程度。(中底の厚みにより変動。最低2mmは残す)
中底のハギレに掬い錐を刺し、自然な力で先端が顔を出す位置を測定し、上記の範囲内で無理なく収まる位置を実験しておくのも有効。
(掬い錐を無理に使うと折れます)

(8)掬い縫いの穴あけ
掬い縫いの穴を先に開けておく。間隔は8mm〜10mm程度。
穴の入り口よりも出口重視。出口が不揃いだと、縫い付けるウェルト(押し縁)も歪む。→本底も歪む。
ココは慣れてくれば不要な作業。

文章だけでは分かりにくいと思いますので、次回内羽根式の時にじっくりやります。
<(_ _)>



この記事へのコメント
コメントを投稿する
Comment:
*コメント入力欄へURLを書き込むことは出来ません。
(NGワード:http、www)
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック

copyright © 2007 靴作り実践ノート - 自分で靴を作りたい人のウェブログ。 all rights reserved.
掲載写真・イラスト・文章等の無断転載を禁じます。 プライバシーポリシー
  1. 無料アクセス解析

Powered by FC2ブログ.| 無料ホームページ アフィリエイト レンタルサーバー FC2ブログ 転職