靴作り実践ノート - 自分で靴を作りたい人のウェブログ。

靴作り実践ノート

靴作りの製作工程、靴作りの道具、手作り靴の作り方、ハンドメイドシューズ製作における作業メモ。

外羽根式1紳士靴完成


#0709M2/3
外羽根式プチウィングチップ(筆者造語)
アッパー:ミシン
底付:ハンドソーンウェルト(半カラス仕上げ)
表革:牛革(キップ):1.3mm
裏革:山羊革(キッド):0.8mm
LAST:1691/SIZE:25
外羽根式1-9:仕上げ
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「コバの整形」
最後のひと仕事はコバ(革の最断面)を整える作業です。
靴全体の印象に、かなりの部分で影響してくると思いますので、丁寧な作業が要求されるところでしょうか。

外羽根式1-8:ヒールの積み込み
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「ヒールの積み込み」
踵面にヒールを適正の高さになるように積み込みます。
最初にも書きましたが、ヒールの高さというのは、既に木型が持っている情報のひとつなので、適当な枚数の革を積み上げれば良いというものではありません。

外羽根式1-7:本底出し縫い
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「本底加工」
ウェルト及びハチマキのコバを整え、靴底の形状を9割程度決めておきます。
中底の時と同様に、デザインテープを底面に貼り、底面型を作ります。
本底用の革を荒断ちします。
良く締まったベンズなのでとても硬いです。
包丁を良く砥ぐことをお勧めします。

外羽根式1-6:ウェルト(押し縁)の掬い縫い
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「ウェルト(押し縁)作成」
さて、いよいよ「ハンドソーンウェルト」な作業に入ります。
ココからは暫く力仕事が続きます。

外羽根式1-5:釣り込み
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「釣り込み」
乱暴に言うと、「釣り込み」とは、革を引っ張って木型に密着させる作業です。
しかしながら、「釣り込み」=「革を引っ張る」ではなく、正しくは、

「釣り込み」=「革を縮める」その為に「引っ張る」です。
外羽根式1-4:中底作成
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「中底作成」
今回はハンドソーンウェルト製法(複式シングル)で底付けを行うため、中底に加工が必要です。

外羽根式1-3:アッパー完成
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「アッパー組み立て」
出来上がったパーツを縫い合わせ、アッパー(靴底から上の部分)を完成させる。
ブログの要領を得ず、組み立て途中の画像が少ないのですが、ハトメ部分と縫い割部分だけご紹介しておきます。

外羽根式1-2:裁断・漉き・折り


「裁断」
革の部位、伸びの方向を考慮して裁断。
革は人間同様に、手足やお腹の部分は良く伸び、腰の辺りは比較的伸びにくいです。また、向きによっても伸び率が変わるので、どのパーツをどの向きで裁断していくのか、そのパーツの役割を良く考えながら裁断する必要があります。


外羽根式1-1:デザイン線
bl1s.jpg

「デザイン線を描く。」
立体の上に絵を描くのは案外難しいです。
どの角度から見ても綺麗に見えるように、木型にデザインを描いていくのですが、シャーペンの芯の太さ1本分ラインが変わるだけで、全体の印象は随分違ったものになるように思います。


靴作り実践ノートについて。
「靴って自分で作れるの?」
僕が初めて「手製靴」という言葉を知った時、ある意味とても衝撃を受けました。
鞄や財布など、所謂レザークラフトの類いならば、上手い下手はあっても、なんとなく作れそうな気がしていたのですが、靴にいたっては、そもそも自分で作ってみようなどと思ったことすらなく、工場でガッチャンガッチャン出来上がってくるものとばかり思い込んでいたのです。

だけども良く考えてみれば、手で作ることが出来るから、機械化出来るんですよね。

「靴は自分で作れます。」
決して簡単ではありませんが、でも作れるんです。

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